予定が狂った時の動き方を学ぶ

建物の修繕工事が、業者さんから何の説明もないまま一か月順延しています。

当整骨院は、グレースコート白鷺坂というマンションの1階にあります。

マンションはその安全性を保つために定期的に修繕工事が行われ、その際は事前に業者さんや管理会社さんから内容や予定、期間などの説明をいただきます。

その説明によると、期間は令和5年1月30日~3月10日とあり、その間建物には覆いがされます。

そのため、店舗にとっては看板が隠れてしまい宣伝力がガタ落ちします。仕方のないこととは理解しつつ、終わるのを心待ちにすることになります。

そして本日4月11日。終わっていません。それどころか、最近業者さんが来ている様子もありません。マンションの住民さんに聞いてもそれは同じで、足場を組んだまま放置されている感は否めません。

歩夢美装さん(担当会社)、これはいったい…

1か月ちょいの予定の工事を2ヵ月以上かけている。というか、ほとんどやってない。そしてその説明もない。電話をしてみても反応なし。正直、仕事としてはまともに機能しているとはお世辞にも言い難い内容です。

ただの順延なら、天候や疾病などの外的要因もあるので仕方ない部分はあるのでしょう。ですがこの場合は…まぁ、能力的な原因なのでしょう…力量以上の仕事を受けちゃったのかもしれません。だとしたら非常に残念です。人災です。

数年単位でこの覆いが建物の標準装備になると予想されます。

この件から学ぶ、仕事のやり方

とはいえ「まったくもう!」とぼやくだけでは何も進みません。この事態から学ぶことも非常に多いです。

まず、第一に『スケジュールを出すことの重さを理解する』ことです。

私も、月ごとに診療スケジュールを出します。1か月単位で出すのですが、出してから変更になることが時々あります。最近では、歯医者通いが予想より長引き、先日臨時休診をしました。

もちろん予約が入っていない日にあてましたが、重なって良いことではありません。しかし、一人院である以上どうしようもなくなることもあります。そこで…

第二に『必要なお知らせはぬかりなく行う』ことです。

予約が入っていなかったからいいでしょ?ではありません。開いていると聞いていたのに閉まっている。この事態が問題です。休診すると不在になるだけでなく、お電話にも出られなくなります。

お客さんに余計な面倒をかけさせることを未然に防ぐためにも、先回りした連絡は必須です。

割と当たり前っちゃ当たり前のことですが、ここを損なうと信用の失い方が半端ではありません。

で、実際問題どうするの??

これです。せっかくの看板が覆われたままホームページのトップ画を撮影することになり、申し訳程度の赤文字の「営業中」がもはや看板になった今、どうやってやっていくかが論点になります。

そしてせっかく工事状態が半永久的に続くことが想定される事態になったので、この事態をうまく使うことを考えるのが建設的でしょう。

・“ずっと工事やってる整骨院”として名所扱いして売り出す

・“いつ終わるか?大予想会”を開催。当たったら一回タダにする

・“工事中キャンペーン”。足場があるうちは200円お得に…

遊び方はいろいろありそうです。担当さんが来ない日に「足場にのぼってみよう!」みたいに遊具にすることを一瞬考えましたが、それはダメです。危ない。

作成者: shirasuman

文京区大塚の隅で整骨院を営んでます。

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